教室紹介 Classroom introduction

教室紹介Peritoneal Dialysis(腹膜透析)

腹膜透析部門について

 腹膜透析は血液透析と比べて通院回数が少なく自由に過ごせる時間が多い、毎日行うため体への負担が少ない、残腎機能の保持に優れているなどのメリットがあり、若年者にも高齢者にもよい適応があると考えられます。

 日本透析医学会の統計調査では、島根県は全国の平均と比べて腹膜透析をされている割合が多いことが分かっており、県内関連病院には多数の腹膜透析患者さんがいらっしゃいます。

 当院では腹膜透析のカテーテル留置は泌尿器科にお願いし、管理は当科で行っており、泌尿器科と協力して腹膜透析を導入しています。

 また、腹膜透析患者さんには半年に一度入院していただき、透析効率測定のために蓄尿・蓄排液、PETによる腹膜機能の確認を定期的に行っています。

文責:岡 朋大