教室紹介 Classroom introduction

教室紹介Renal Biopsy(腎生検)

腎生検部門について

 検尿異常、腎障害の診断、治療法決定のための腎生検は年間50例程度実施しています。特にIgA腎症に対しては、積極的に扁桃摘出+ステロイドパルス療法を取り入れ、良好な治療成績を得ています。小児科から移行してくる難治性ネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)に対するリツキシマブの投与や巣状分節性糸球体硬化症をはじめとする難治性ネフローゼ症候群に対するLDLアフェレシス療法を積極的に行っています。
 腎生検後には、腎臓内科でのカンファレンスは勿論ですが、紹介先診療科(膠原病内科がほとんど)や病理部の先生方との合同カンファレンスも行なっています。また、診断の難しい症例や腎移植症例に関しては、その領域の専門の先生方とバーチャルスライドを利用し、webカンファレンスも開催しています。

文責:江川 雅博
不整脈治療イメージ
腎生検カンファレンス