お知らせ News

島根大学医学部附属病院で診察を受けられる患者さんへ

当院では、以下の研究を実施しております。

本研究の対象者に該当する可能性のある方で、ご自身の情報を研究目的に利用されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。

ただし、すでに解析を終了している場合には研究データからあなたの情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。

研究題目

出雲市におけるCOVID19パンデミック後の急性心筋梗塞発生率の推移についての検討

研究期間

2020年12月~ 2021年 12月 31日

対象患者

島根県立中央病院もしくは、島根大学医学部附属病院で急性心筋梗塞と診断された患者さん

対象期間

2010年1月1日 ~ 2020年7月31日

研究機関の名称

島根県立中央病院、島根大学医学部附属病院

研究組織

研究代表機関名:島根県立中央病院、研究責任者:循環器科 小田強(主担当者:循環器科 石口博智)

研究参加施設:島根大学医学部附属病院、研究責任者:循環器内科 安田優

実施診療科

循環器内科

研究責任者

安田優

意義・目的

2020 年より新型コロナウイルス感染(COVID19)が世界的なパンデミックを引き起こし、深刻な問題となっています。また、COVID19は、血栓症や心筋障害を生じることが知られています。島根県出雲市においても、感染者数は少数に抑えられてはいまし たが、緊急事態宣言の発令に伴い通常外来、救急外来いずれも受診患者数は激減しました。このように、COVID19 感染者自体はコ ントロールできていましたが、パンデミックの影響を強く受けた 出雲市における急性心筋梗塞の発生率がどのように変化したかは不明です。また、本邦の他の地域でも報告はなく、詳細な情報は得られていません。そこで本研究では、出雲市における過去10年間の非ST上昇心筋梗塞の頻度の推移について評価することを目的とします。本研究では、COVID19 が本邦を含めて流行し始め、現在に至るまでの期間(2020年 1-7月)における、出雲市内の急性心筋梗塞の 発生率の推移を評価することを目的とし、過去10 年間の同じ期間(1-7月)とも比較します。

研究の方法

(試料・情報の利用方法・他施設への提供方法を含む)

以前より実施している「出雲市における非ST上昇型心筋梗塞の発生率の推移についての検討」のデータベースをもとに、各施設において、電子カルテを利用して「利用・提供を受ける資料・情報の項目」に示す項目を抽出し、解析します。

当院から抽出する情報については、データを電子メール(パスワード管理)にて主研究施設である島根県立中央病院に送付頂きます。個人を特定できる情報は収集しません。研究目的に使用されることを希望されない場合は、ご本人またはご家族が下記のお問い合わせ先までご連絡下さい。

※研究の詳細はHPに掲載しております。

利用・提供を受ける試料・情報の項目

識別コード、年齢、性別、ST上昇心筋梗塞の有無、CK上昇の有無、喫煙歴の有無、発症から受診までの時間、院内外心停止の有無、BMI、検査値(推定糸球体ろ過量、BNP、CRP)、合併疾患の有無(高血圧、糖尿病、脳梗塞の既往、心筋梗塞の既往、PCIの既往、CABGの既往)、服薬の有無(抗血小板剤、抗凝固薬、ACEI/ARB、β遮断薬、Ca拮抗薬、ループ利尿剤、アルドステロン拮抗剤、スタチン、抗糖尿病薬、インスリン) 、在院日数、院内死亡の有無、COVID19流行期と流行期以前の病院全体での救急外来受診患者のべ人数 等

試料・情報の

提供の有無

情報の他施設への提供 あり・なし 

(ありの場合、海外の施設への提供  あり・なし)

個人情報の保護

当院における個人情報保護の基本方針に準じて行います。

結果の公表

投稿論文として公表予定

備考

 

******* お問い合わせ先 *******

島根大学医学部附属病院
循環器内科 安田 優
電話:0853‐20‐2201

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