お知らせ
News
島根大学医学部附属病院で診察を受けられる患者さんへ
当院では、以下の研究を実施しております。
本研究の対象者に該当する可能性のある方で、ご自身の情報を研究目的に利用されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。
ただし、すでに解析を終了している場合には研究データからあなたの情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。
研究題目 |
出雲市における非ST上昇※心筋梗塞の発生率の推移についての検討 ※ST上昇…心電図の波形のうちで、ST部分が通常より上がった状態。心筋梗塞などでみられます |
研究期間 |
2020年6月~ 2021年 7月 31日 |
対象患者 |
島根県立中央病院もしくは、島根大学医学部附属病院で急性心筋梗塞と診断された患者さん |
対象期間 |
2009年8月1日 ~ 2019年7月31日 |
研究機関の名称 |
島根県立中央病院、島根大学医学部附属病院 |
研究組織 |
研究代表機関名:島根県立中央病院、研究責任者:循環器科 小田強(主担当者:循環器科 石口博智) 研究参加施設:島根大学医学部附属病院、研究責任者:循環器内科 安田優 |
実施診療科 |
循環器内科 |
研究責任者 |
安田優 |
意義・目的 |
急性心筋梗塞は世界中で主要な死因の1つであり、近年、欧米では、心保護薬の普及や、健康増進運動とその実践によって頻度は減少しています。本邦においては、過去の多施設調査では、欧米や他のアジアと異なり、ST上昇心筋梗塞が非ST上昇心筋梗塞の頻度の2倍以上であるという結果となっていますが、その傾向は現在も持続しているかは不明です。 特に、本邦において、2010年代は急速な高齢化が進行しており、高齢層における非ST上昇心筋梗塞の増加が予測されますが、それを検討した報告はこれまでにありません。 そこで本研究では、出雲市における過去10年間の非ST上昇心筋梗塞の頻度の推移について評価することを目的とします。 |
研究の方法 (試料・情報の利用方法・他施設への提供方法を含む) |
対象患者さんについて、電子カルテより「利用・提供を受ける情報の項目」について抽出します。当院から抽出する情報については、データを電子メール(パスワード管理)にて主研究施設である島根県立中央病院に送付頂きます。個人を特定できる情報は収集しません。 |
利用・提供を受ける試料・情報の項目 |
識別コード、年齢、性別、ST上昇心筋梗塞の有無、CK上昇の有無、喫煙歴の有無、発症から受診までの時間、BMI、検査値(推定糸球体ろ過量、BNP、CRP)、合併疾患の有無(高血圧、糖尿病、脳梗塞の既往、心筋梗塞の既往、PCIの既往、CABGの既往)、服薬の有無(抗血小板剤、抗凝固薬、ACEI/ARB、β遮断薬、Ca拮抗薬、ループ利尿剤、アルドステロン拮抗剤、スタチン、抗糖尿病薬、インスリン) 、在院日数、院内死亡の有無 |
試料・情報の 提供の有無 |
情報の他施設への提供 あり・なし (ありの場合、海外の施設への提供 あり・なし) |
個人情報の保護 |
当院における個人情報保護の基本方針に準じて行います。 |
結果の公表 |
投稿論文として公表予定 |
備考 |
******* お問い合わせ先 *******
島根大学医学部附属病院
循環器内科 安田 優
電話:0853‐20‐2201
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